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医学部合格には高IQが必要?天才じゃなくても医学部に合格するには

医学部合格には高IQが必要?天才じゃなくても医学部に合格するには

世間的には、IQが高い人を「頭がいい人」「天才」と言うことがあります。

医学部のような難関に合格できるのは、IQが高い人だけなのでしょうか。

そこで今回の記事では、IQと医学部受験の関係について詳しくまとめました。

医学部に合格する人はIQが高い?

医学部合格者のIQを測定したデータはありません。

そのため、医学部に合格する人はIQが高いかどうかはわかりません。

たしかに難関である医学部に合格できる人は、IQが高い人なのではと思われがちです。

しかしながら、IQの高さだけで「天才」「頭が良い」と定義するのは無理があります

ここから先の項でIQについて詳しく解説しながら、その理由についてみていきましょう。

IQと偏差値の違い

この項では、IQや偏差値、さらにその違いについて詳しく解説していきます。

IQとは

IQとは、Intelligence Quotient の略で知能指数ともよばれます。

学習で身につけた学力だけでなく、さまざまな状況に対して問題解決するための土台となる能力を数値化したものをIQと言います。

IQは知能検査という検査で測定されており、おおまかな知能の判断基準とされていても、あらゆる知能を正しく反映しているものではありません。

そもそも知能検査の本来の目的は能力の低いところや能力のばらつきを調べるためであるため、高いIQが天才的な能力を表す指標として不適切といえます。

「IQが高いことがいいこと」という考えがあたかも常識のように広まっていますが、実際はIQの高さだけでは天才的な能力を証明することはできないのです。

偏差値とは

偏差値とは、試験を受けた集団の中で自分がどれくらいの位置にいるかをあらわす数値です。

偏差値は学んだ事の達成度を数値化したものともいえるため、試験内容の勉強をして点数がとれればどんどん数値を上げることができます。

一方で、IQは勉強をしても数値が上げられるものではないため、努力をしてもさほど変化はないでしょう。

学校のテストや模試などで偏差値が使われるのは、集団の位置や他の受験生との差をあらわすためには適切だからです。

IQが高くても学力が高いとは限らない

IQがいくら高くても、学力の高さや学校の成績が優秀であるとは限りません。

もちろん、IQが高い人の中には学力が高い人もいるかもしれませんが、例外も多いです。

なぜなら、学力や成績は、授業の内容の理解や教科によっては学習の積み重ねといったようにいくつもの要素が影響するからです。

そのため、IQの高さだけでは、学力の高さや成績の良さに直結しないのです。

天才じゃなくても医学部に合格できる?

それでは、天才じゃなくても医学部に合格できるのでしょうか。

ここでは、その理由について解説していきます。

医学部合格者のすべてが高IQとは限らない

前述のように、たとえ高いIQであっても学力が高く、成績が良いとは限りません。

医学部に合格するためには、医学部受験に必要な学力が必要になります。

そのため、単にIQが高いだけでは、医学部に合格することができないでしょう。

逆に、IQが130以上の天才ではなくても、医学部受験の勉強をしっかり行うことで合格している人は多くいるはずです。

才能の差は少ないが、努力の差は大きい

130以上のIQの人数は人口の約2%で、40人のクラスであれば1人いるかいないかです。

そのため、ほとんどの人がいわゆる普通レベルのIQに属し、IQの差はさほどありません。

一方で、学力というのは勉強に費やした時間や努力によって大きく左右します。

つまり、医学部受験のように高い学力が求められる場合は、IQ以上に努力して勉強してきた時間や量が大きく上回るのです。

天才じゃなくても医学部合格するための方法

これまで見てきたようにIQが高い人はごく少数で、多くの人が同じようなIQでほとんど差がありません。

そのため、「勉強が出来る人と比べると効率が悪いな」と思う人であっても、努力と工夫をすることで医学部に合格することは可能です。

この項では、普通のIQの人が医学部に合格するための方法について解説していきましょう。

早い段階から受験勉強に取り組む

医学部には高い学力が必要ですが、早い段階から受験勉強に取り組むことで道が開けます。

理解力や記憶力に自信がなくても、時間や回数をこなすことで挽回できます。

たとえば、参考書や問題集を1回やれば頭に残る人もいれば、3回やらなければ頭に入らない人もいます。

そういった場合には、時間をかけて3回やって覚えればよいのです。

時間がかかっても根気よく努力すれば、要領良く勉強する人を追い抜くことができるので、できるだけ早めに受験勉強をはじめましょう。

正しい勉強法で学力は上がる

なかなか成績が上がらないという人の中には、たくさん勉強しているのに成果がでないという人もいるかもしれません。

その場合は、正しい勉強法を実践していない可能性があります。

たとえば、志望校合格というゴールを定めて、合格に達するためには何をどれくらい勉強すればよいかという方向性を決めてから取り組むことが必要です。

方向性を決めたらどの教科にどれくらい時間をかけるかといった具体的な勉強計画をたてていきます。

単にやみくもに勉強するのではなく、ゴールを見据えて勉強に取り組むことで合格に必要な学力が身につくのです。

学習環境を改善する

勉強に集中できないという人は、学習環境を整えましょう。

勉強するときはスマホを見えないところにしまっておく、ゲームは勉強を終わらせてからにする、など集中するためにルールを決めるのも大切です。

だらだら長い時間をかけるよりも、勉強の合間に短い休憩時間を設けて、気持ちを切り替えることで、結果的には集中力を高めた効率の良い勉強時間が確保できます。

また、自宅で集中が長続きしない場合は、図書館や塾・予備校の自習室で勉強することもおすすめです。

偏差値30台からでも京都医塾なら医学部合格できる

学力に自信のない受験生は、難関である医学部受験に不安があるかもしれません。

しかし、京都医塾では、偏差値30台から医学部への合格者を多数輩出している実績があります。

偏差値30台だったある1人の生徒さんの場合、まずは学力を徹底的に分析して、学力に抜けがある箇所は丁寧に補習できるよう綿密なカリキュラムを組みました。

そして、当塾の作成したカリキュラムに沿って学習をすすめながら、ご本人も毎日8時から22時まで勉強に励んで努力を続けました。

その結果、偏差値が右肩上がりし、見事医学部合格を果たしたというケースがあります。

学力に不安のある方であっても、当塾におまかせ頂ければ医学部合格もけっして夢ではないのです。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

医学部に合格するためには、高い学力が必要です。

そのため、天才といわれるIQが高い人だけが医学部に合格できるのではと思うかもしれません。

しかし、天才ではなくても努力することで勝ち取ることができます。

医学部合格に必要な勉強量をこなし勉強時間をかけることができれば、たとえ天才といわれる人をも追い越すことができるでしょう。

しかしながら、受験生の中には膨大な勉強量と勉強時間をかけられるか不安という人もいるかもしれません。

そういった方におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、オリジナルメソッドの指導を強みに、これまで数多くの医学部合格者を輩出してきた名うての医学部専門予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の魅力についてご紹介していきましょう。

「医学部に合格したい」その気持ちがあれば入塾可能!

合格実績を掲げる予備校の中には入塾テストの結果によっては、通学できないこともあります。

なぜなら、入塾時点で学力が低い生徒が入塾してしまうと、予備校の目標の数値を達成できない可能性があるからです。

京都医塾は、入塾テストを設けていませんが、毎年高い合格実績をたたき出しています

現在の学力に不安がある方であっても、「医学部に合格したい」という気持ちがあれば入塾できます。

当塾で勉強に励むことで学力が大幅にアップし、これまでの実績に続く形で医学部合格への扉が開くことでしょう。

生徒1人ひとりの合格を見据えたオーダーメイドカリキュラム

医学部を志す気持ちは同じでも、受験生一人ひとりの得意科目や苦手科目は違います。

そのため、まったく同じ指導では、医学部合格に通じる最短ルートはたどれません。

京都医塾では、生徒一人ひとりの学習状況に合わせたオーダーメイドカリキュラムを作成して指導を行っています。

各科目の学力状況を丁寧に分析してプランニングを行い、プランに合わせて学習計画を立てます。

そうすることで、いつまでに何をどこまで勉強すべきかが具体的にわかり、目標まで効率良く学力アップが可能になります。

週一回のカウンセリングで心の健康もサポート

受験勉強の期間は長期にわたるため、勉強の悩みもあれば人間関係の悩みなどで不安になったりすることもあるでしょう。

京都医塾では、生徒が悩みや不安を1人で抱え込まないために、週に1回個別のカウンセリングを実施しています。

週1回というペースなので、はじめは話しづらくても次第に緊張が解けていき、困っていることや不安なことを話せるようになります。

カウンセリングにあたる担任や副担任も週1回、顔を会わせるため、生徒の些細な変化に気づきやすく精神的なサポートがしやすい環境といえるでしょう。

まとめ

「頭がいい」「天才」という意味で、「IQの高さ」が語られることがあります。

しかし、IQの高さだけでは、頭の良し悪しや学力の高さは測れません。

IQをもとからの資質、いわゆる才能と言い換えるならば、才能はさほど差がありません。

一方で本当に差が生まれるのは、費やした時間や努力です。

そのため、「才能がないから医学部は無理だ」と決めつけるのは早すぎます。

医学部受験では、必要な勉強量をこなして正しい勉強法でのぞめば合格することができるのです。

ただ、受験生の方の中には、受験勉強のやり方がわからず、勉強がすすまない人もいるのではないでしょうか。

そういった方の大きな頼りになるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、生徒一人ひとりに合ったオリジナルカリキュラムを強みに、毎年多くの受験生を医学部合格へと導いている医学部に特化した予備校です。

当塾は、あなたに必要な勉強量を見極め、確実に学力がアップする勉強方法を指導し、医学部合格に直結するサポートをいたします。

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まずは、合格までのプランニングや実力分析ができる「一泊二日医学部合格診断」に参加してみてはいかがでしょうか。

宿泊費や交通費は当塾が負担いたしますので、お気軽にお問合せください。