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[2020年 卒業生対談] 政田 彩映さん

[2020年 卒業生対談] 政田 彩映さん

 

写真:左から政田 彩映さん(岡山高校出身・金沢医科大学 医学部医学科 合格)、清家 二郎(京都医塾 塾長)

清家:今年も生徒のみんなが頑張ってくれた結果、医学部にたくさん進学してくれました。今回は高卒3年目で、見事、金沢医科大学に合格した政田さんにお話を聞きます。まずは合格おめでとう。

政田:ありがとうございます。

清家:政田さんはこれまで他の予備校に2年通われていて、今年1年京都医塾に通っていただいて、合格を勝ち取ってくれたのですが、今年はなぜ合格したと思いますか?

政田:今までの勉強で私が失敗したなと思ったことは、「暗記だけに頼っていた」ということです。何も理解せずに「これはこれ」と一問一答式で全部覚えていたのですが、医学部の問題は応用を利かせないと解けない問題が多いので、全然解けませんでした。しかし京都医塾では深いところまで教えて下さって、覚えるべきところにも背景知識や覚えやすい工夫をしており応用が利くような考え方を教えてくれました。それがすごく良かったと思います。

清家:素晴らしいですね。今、政田さんの7月面談の分析コメントを読み返してみるとまさにその通りで、「理解せずにそのまま覚えてしまっている」という指摘が書かれています。このコメントがずっと変わらない人は成長がありませんが、きちんとアドバイスを聞いて変えようと努力する人は伸びます。政田さんは10月には「改善が見られる」と変わってきて、12月には「知識を生かして解けるようになってきた」と順調に成長している様子が伺えます。それでは京都医塾はここが違うなと思ったところは?

政田:先生が高度に専門的でとても尊敬できるし、先生がチューターの役割もしてくれるのでとても信頼できました。先生がすごすぎて反発できないです(笑)また先生やスタッフの方々の距離が近く、サポートが手厚いです。一番違ったのは、「先生とすれ違う」ことです。他の予備校は授業の教室でしか先生に会えないのですが、京都医塾の先生は常駐していて、廊下や階段でよく会うんです。いつでもどこでも先生と話せる環境があって、私もよく声をかけてもらいました。いつも見ててくれるんだなという安心感がありました。授業でも距離感が近く、すぐに質問ができました。特にカウンセリングは、勉強していない時間を先生と過ごし、悩みをきいてもらえる点で1週間の癒しでした。

清家:受験のサポートはどうでしたか?

政田:医学部専門予備校で、医学部の知識がすごくあるとともに、春からずっと担当してくれて、私のこともよくわかってくれている先生方が相談に乗ってくれるのでとても頼りになりました。特に「東京サポート」は東京での受験で会場への行き帰り、宿泊、食事すべてサポートしてもらえるので不安が何一つない状態でした。特にみんなで受験に行って、みんなで問題を再現し、その年の出題の特徴を解説してもらったり、いつでも質問出来て受験に備えられたことは大きかったです。

清家:では、京都医塾の授業はどうでしたか?

政田:一番驚いたのが、私を担当する全ての先生が、他の科目も含めて私の成績や学習進度を把握しているということです。先生たちが私のチームを組んで話し合い、教科のバランスを考えて時間割を柔軟に変更対応してくれました。自分で時間割を決めるのでなく、私の状況を分析して、最適のものを提案してくれました。

清家:そうなんです。受かるための最高の時間割をオーダーメイドで作っています。では、個人授業はどうでしたか?

政田:専任の先生だけでなく京大医学部生の先生の個別授業も素晴らしかったです。受験生としても医学部生としても先輩の生の声を聞きながら学べるので、モチベーションが高まりました。卒塾した今でもたくさんアドバイスをもらっています。本当に良い先生と出会ったなと思っています。

清家:ありがとうございます。是非、講師の先生方に伝えます。京都医塾は入試の時期も授業が続きますが、どう思いました?

政田:私は不合格が続いて、正直、もう来たくないと思っていました。それでも授業があるから来る。来たら頑張っている友達がいる。先生の顔を見たら諦めたくても諦められない。そんな環境がありました。何をしたらいいかわからず不安で集中できないこともありましたが、しないといけないことが提示されていたから時間が無駄にならず、乗り切ることができました。

清家:そうでしたか。京都医塾の環境はどうでしたか?

政田:まず、京都に来てよかったと思います。街がきれいで。街中なので車が少なく静かですね。また個別ブースが与えられるのでとても勉強しやすいです。荷物を置くことができるので楽ですし、荷物が置いてあるから来なければいけないと自分を律することができます。また完全個室ではないので、周りの声が聞こえてくるのですが、ペンの音やページをめくる音など、みんなが頑張っている音が刺激になりました。

清家:よくわかっていますね(笑)集中できて緊張感を保てるよう工夫したブースなんです。他にはどうですか?

政田:何と言っても整体です。今、受けられなくて困ってます(笑)整体の先生は受験に直接関係ないこともあって、何でも気軽にいろいろなことを相談しやすかったです。みんな整体の先生を頼ってましたね。

清家:それでは最後にこれから医学部を目指す受験生にアドバイスをお願いします。

政田:私は前期で補欠どころか1次合格すら出ませんでした。それでも諦めずに最後まで頑張りました。その結果、後期で合格を勝ち取ることができました。諦めなければ可能性はあります。この文章を読んだ人が勇気を持ってもらえたらなと思います。

清家:ありがとうございます。これからも努力を続けてすばらしい医師になってくださいね。