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現役医学部生はこんな勉強してた!4月編vol.3

現役医学部生はこんな勉強してた!4月編vol.3

 

「自分に合った勉強方法を見つける」というのは受験生の大きなテーマですよね!

医学部に合格した先輩たちは、どんなふうに勉強していたんだろう?
1年通してどんなことを意識して頑張っていたんだろう?

実際に医学部に合格された先輩たちの4月の勉強の様子をご紹介します?
(個人の体験談としてご覧ください)

京都大学・5回生 M・Iさんの場合 1浪目のときの取り組み

今だからこそ言える!!!4月はこういう過ごし方をしたらよかった!
受験生の自分にアドバイスできるなら、どんなことを伝えたい?

「4月は学年が切り替わってまもなく、自分が受験生だという意識が抜けがちになってしまいます。特に周りの友人等も同じような感じだと、受験生のスイッチもなかなか入らないかもしれません。ただそんな中でも、しっかりと切り替えて勉強を始めることが本当に重要です。4月の段階でこの先の1年間を見据えて、自分の学習姿勢、知識レベルなどを分析しておけば、苦手分野対策などにも素早く取り組めますし、いざとなって焦ってしまうことがなくなると思います。」   

【 英 語 】

英語に関しては得意意識があって、点数などで困ってはいませんでした。ただ、完璧かと言われるとそうではなく、どこをより伸ばしていけるかなどをしっかり考え、自分のミスリストを作るなどして、穴を減らすことを始めました

【 数 学 】

1回目の受験で最も足を引っ張られたのが数学でした。緊張した中で論理的な思考をミスなく行う、という作業がまだまだ未熟だったので、思考力をとことん伸ばすことを始めました。

【 化 学 】

予備校のカリキュラムに従って1から勉強を始めていきました。今までは公式を覚えて終わりだった部分も、講師の方がその背景にまで言及して解説していたので、メカニズムレベルで理解することができるようになり始めました。

【 物 理 】

予備校のカリキュラムに従って1から勉強を始めていきました。現役生の時の解き方だけではなく、様々なアプローチの重要性を知り、解き方の幅を広げていきました。それによって、いろいろな出題形式に対応できました。     

京都府立医科大学・4回生 K・Nさんの場合 大学卒業後の再受験のときの取り組み

※K・Nさんの場合、再受験で勉強方法も少し特殊なケースですが、志望校の出題傾向などを分析して戦略的に勉強されていた様子が伝わるため、掲載しています。

今だからこそ言える!!!4月はこういう過ごし方をしたらよかった!
受験生の自分にアドバイスできるなら、どんなことを伝えたい?

「よく受験では「夏が大事」というのを耳にします。秋に向けて、二次試験の学習をある程度完了させる目安として、夏や秋は重要な時期となっています。

一方で、4月というのもまた重要であると思います。再受験生や浪人生にとって4月とは、新たな気持ちで受験に臨むために重要な時期となっています。このスタートダッシュをうまくこなせるかどうかで、あとの状況が大きく変わります。1日1日学習を積み重ねていくための習慣や、計画の立て方は、早めに確立しておく必要があります。逆に、ここで正しい習慣を身につけていないと、5月から7月にかけて、非常にだらけた時間の使い方をすることになります。すると、重要な時期である8月に焦りが生じて、冷静な判断ができなくなってしまうこともあります。また、苦手を克服するのも、4月がよいと思います。得意な科目や好きな科目に偏った勉強習慣を身につけると、なかなか苦手科目に時間を割くことが難しくなります。総じて、4月は今後も続けられる習慣を確立し、苦手を克服する期間としましょう。」              

【 英 語 】

単語帳にも文法書にも一切触れませんでした。一冊の洋書を通読できるレベルの英語力は備えていたので、英語以外の科目に時間を割くようにしていました。ただ、全く英語に触れていなかったわけではなく、毎日洋画を観るようにしていました。嘘のように聞こえるかも知れませんが、洋画や洋ドラマは、英語を学ぶ上で非常に最適な教材です。リスニングできる上に、自然な翻訳の方法も学べるので、今思えばよい勉強になったと思います。

【 数 学 】

数学の教材としては、一冊目に「1対1対応の数学」という教材から解き始めました。およそ1日2-3問は解くようにしていました。京都府立医科大学の数学は、計算が煩雑で、完答するには相当な実力が必要です。私の計画では、英語と理科で高得点を狙い、数学は半分くらいの得点を目指していたので、重要な基本事項のみをおさえるようにしていました。

【 化 学 】

当時、家庭教師をしていたのですが、その際に化学を重点的に指導していました。

「教える」ということを通じて、ある程度理解を深められていました。全範囲を系統的に学び直すために、標準問題精講を最初の教材に選びました。当時は、1日2-3問を目安に解いていました。

【 物 理 】

一番苦手だった物理には、一番時間をかけて取り組みました。普通、基本問題集から取り組む人が多いと思います。しかし、私の志望していた京都府立医科大学では、やや複雑な設定の問題が多かったので、難しい問題集を最初に選びました。「難問題の系統とその解き方」というの問題集を解き始めました。例題100問と演習問題200問程度が載っており、4月にはまず例題80問ほどを解きました。1日あたり3問を目安に解いていました。

【 国 語 】

センター試験科目でしたが、秋までは、二次試験の対策に集中すると決めており、まだ始めていませんでした。

【 社 会 】

京都府立医科大学は、倫理のみで受験できます。私は、この大学以外を受験する予定はなかったので、マーク模試の日程を考慮して、学習を進めていました。具体的には、平日毎晩1時間だけ、教科書を読み、ドリルを解くことを繰り返していました。

医学部合格までの道のりは一人ひとり全く異なります

先輩たちの取り組みをご紹介しましたが、参考になったでしょうか?
もちろんこの勉強方法がオススメ!というわけではありません。

自分の今の実力を正確に分析して、何を、どこから、
どのペースで進めていくべきかをプランニングする必要があります。

頑張りたいけど何から手を付けたらいいか分からない…
模試の見直しが大切と言われるけど、どう分析したらいいのか分からない…
学習効率を上げる計画の立て方が分からない…
計画を立ててみたものの、実践できるか不安…

そんな受験生のみなさん!

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投稿者:穂積 瑞希

  • 役職
    サポートスタッフ
  • 講師歴・勤務歴
    3年
  • 特技・資格
    どんなフライパンでもふわふわのオムレツを作れること
  • 趣味
    料理、ゲーム、散歩
  • 出身地
    京都府
  • お勧めの本
    有川浩さん - 空の中

受験生への一言
よく「笑う門には福来る」という言葉を耳にしますが、化学的に証拠があるそうです。受験勉強を進める中で悔しいことも辛いこともあると思いますが、なるべく笑顔を忘れず、一生懸命頑張りましょう。どうにも頑張れないときは、「笑う門には福来る 証明」と調べてみてください。