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図を書くことの大切さ

図を書くことの大切さ

京都医塾化学科の尾藤です。

今回は図を書くことの大切さを紹介します。

化学の問題を解いて、次のような悩みをお持ちではありませんか?

・文章が長くて意味が分からなくなる

・情報が多くて見落としてしまう

・実験の流れや意図が理解できない

・何から手を付けてよいのかわからない

特に、理論化学の計算問題や有機化学の構造決定の問題で、このような壁にぶち当たっている人が多いと思います。文章を読むことが苦手な人や実験をあまりやったことがなくてイメージのわかない人は、普段から問題文を読みながら図示化していく習慣をつけましょう。

図を書くことの意味

その利点としては、大きく以下の3点が挙げられます。

  • 何度も文章を読み返す必要がなくなり、無駄な時間やストレスが減る
  • 実験操作や情報のつながりがわかりやすくなり、見落としも減る
  • 各種実験器具について理解できる(器具の絵を描かされるような入試問題もあります)

図を描かなくても頭の中でイメージできるようになることが理想ですが、入試レベルの問題でそれはなかなかハードルが高いです。

本番もどんどん図を描いて下さい。手も動かさずに「わからない」と言って悩んでいる生徒がいますが、入試本番ならそんな時間はありません。図を描いてみるか飛ばすかです。何もせず悩んでいるのは時間の無駄です。

極端に言えば、それは考えているふりをしているだけなので、普段の学習の中でもそのような時間があるならやめましょう。色々と試行錯誤した結果、手が動かなくなったなら、それ以上粘ってもただただ実りのない時間が過ぎていくだけです。

高校1、2年生ならじっくり時間を掛けて考えるのも良いでしょうが、受験生にそんな余裕はありません。学習効率を上げるためにも、限界まであがいたなら、質問に行くかノートや解答を見て正しい道筋を理解してください。そして、再度自分なりに図示して、解答を作り上げて下さい。

まとめ

最後に、「図を描いて説明してもらえばわかるけど、先生みたいな図を描けない」という声をよく聞きます。

もちろん図を描くのもトレーニングが必要です。我々講師も最初から分かりやすい図を描けたわけではありません。簡単な問題から始めてもらったらよいので、問題文に書かれたことを絵に描いたり表にまとめたりして、色々と工夫しながら練習してみてください。

図に正解はありません。上手く描く必要もありません。自分の思考の助けになれば何でもよいのです。色々なものを参考にして、気に入ったものを取り入れていけばよいのです。習慣化すればいつしか図を描くことが楽しくなってくると思います。そうなれば、化学は得意科目になっていることでしょう。

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