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【2022年度川崎医科大学医学部】小論文と面接の二次試験対策

【2022年度川崎医科大学医学部】小論文と面接の二次試験対策

 

  医学部専門予備校京都医塾です。

  以下では、川崎医科大学医学部入試の小論文・面接試験(一般選抜方式)について、ご紹介したいと思います。

2次試験(面接)の日程・試験場について

 2022年1月31日(月)・2月1日(火)・2月2日(水)のうち、大学が試験日を指定します。出願順で指定されるとのことです。

 当日のスケジュールは公表されていません。8時開場予定とのことですが、1次試験合格発表時に集合時間をしっかり確認しておきましょう。なお、待ち時間が長い受験生もいるので、防寒対策はしっかりしていきましょう。

 試験場は、川崎医科大学です。この大学の特徴として1次試験もすべて「本学」で行われますから、その意味では、とくに場所で迷うことはないでしょう。

川崎医科大学の小論文について

 川崎医科大学医学部の入試では、1次試験で小論文が課されますが、1次試験の合否判定には使用されません。

 2次試験で小論文の内容が問われることもありますので、2次試験までに、書いた小論文の内容を思い出して整理しておきましょう。

 制限字数:800字以内

 制限時間:50分

  形式:課題文型

 約1000~2000字程度の文章を読解し、それに対する意見を記述させる問題が出題されます。問われるテーマは多岐に渡るため難易度は高めですが、あらかじめ医療知識を知っていれば比較的簡単に解答できる問題もしばしば出題されます。事前に基礎的な医療単語の知識や、医療の現状、は最低限頭に入れておきましょう。また余裕があれば新聞の社説や日々のニュースから時事ネタの知識を拾っておきましょう(受験生にそんな時間はないという声が聞こえてきそうですが、京都医塾の生徒は皆、毎週発行される『社説集』に目を通し、時事問題に日々触れているので、大丈夫ですね)。

  また、50分の試験時間で文章の読解と800字の記述を要求されます。時間が厳しいので、文章読解のスピードを上げ、速やかに自分の意見を整理し書き出す訓練をしておくことが必要です。過去問や一般的な医療テーマについて、本番を想定した論述演習をしておく必要があるでしょう。

川崎医科大学の面接について

面接時間:10分程度

形式 :個人面接(受験生:1人 面接官:3人)

過去の質問例

 ・志望理由

 →出願時に提出した志望理由と齟齬のないようにしましょう。内容を暗記することはもちろんのこと、想定される質問と回答はあらかじめ準備しておきましょう。

 ・小論文の内容について

 →小論文の文章や質問の内容、また自分の解答はしっかり覚えておきましょう。また志望理由と同様、想定される質問と回答をあらかじめ準備しておくと良いですね。

・自分が川崎医科大学に適していると思う点は

 →川崎医科大学の建学の精神や教育理念、カリキュラムなどを必ず事前に確認し、自身の医師志望理由とも関連させて説明できるようにしておきましょう。

・医師にふさわしくないと思う自分の性格は

 →面接でよく聞かれる質問の一つですね。自己PRを考える際、自分の短所も分析しておきましょう。

・全人的医療とは

・チーム医療とは

→医療への関心の高さを見る質問です。医療への関心の高さを見るには、「医療への関心は高いですか?」と聞いてもだめですから、このような、医療に関する知識を問う質問がされます。医療用語や医療の現状についての知識はあらかじめ頭に入れておきましょう。

③川崎医科大学2次試験のポイント

  1次試験の合格者は学力試験のみで判定されます(1次試験で作成する小論文は、2次試験の合否判定に使用されます)。

  2次試験の合格者は、学力試験、小論文、面接、調査書等を多面的・総合的に評価し判定されます。他大学では、合否判定は基本的に学力試験の結果で決まり、よほど大きな問題がなければ2次試験は影響しないことも多いですが、川崎医科大学は、学力試験以外の要素も加味されるようです。

  面接では志望理由や自己PRなどのオーソドックスな質問に加え、コミュニケーションや地域医療に関する問いが多いようです(チーム医療について、医師の偏在についてなど)。

医学部専門予備校京都医塾でも、「前期2次試験対策」(1回90分)を承っていますので、 どうぞご相談ください。

投稿者:津田 桂吾

  • 役職
    国語科講師
  • 講師歴・勤務歴
    1年
  • 出身大学
    立命館大学経営学部
  • 特技・資格
    ギターが弾ける
  • 趣味
    ギター・ビートボックス
  • 出身地
    京都府
  • お勧めの本
    なし

受験生への一言
とにかく悔いの無いよう、全力を出し切ってください。できるサポートは全力で行います。一緒に頑張っていきましょう。