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医学部受験コラム

広島大学医学部の再受験は可能?独自の配点制度と入試の特徴を解説

広島大学医学部の再受験は可能?独自の配点制度と入試の特徴を解説

医学部再受験で広島大学を視野に入れるなら、まず理解しておきたいのが一般選抜前期日程の独自の配点制度です。

理科を重視するタイプ、英語と数学を重視するタイプ、バランス型の三通りで合否を判定する仕組みは、得意分野を持つ再受験者ほど戦略を立てやすく、どの配点で挑むかの見極めが結果を左右します。

現役時代に培った得意科目があるなら、それを活かせる方式を選べる点は、社会人や他学部卒にとって心強い材料です。

原爆放射線医科学研究所を擁する研究環境や、霞キャンパスでの医療系教育も、中四国で医師を目指す人にとって魅力でしょう。

出願にあたって年齢の上限は設けられておらず、誰もが同じ土俵で挑戦できます。

本記事では、再受験を成功させるための配点・偏差値水準・科目別対策・学費まで、令和8年度入試の最新動向を徹底解剖します。

特徴と再受験者を取り巻く環境

広島大学医学部医学科は、国内有数の放射線医療の研究拠点を持つ伝統ある国立大学医学部です。

再受験先として検討するうえで、まずは教育環境と出願資格の前提を整理します。

中四国の国立大学医学部としての歴史と教育環境

前身は、戦時中に設置された広島県立医学専門学校にさかのぼります。

その後、新制大学への移行に伴って国立大学医学部として再編され、現在は地域を代表する国立大学医学部の一つとして医師を養成しています。

大きな特色は、原爆放射線医科学研究所(原医研)を併設している点です。

放射線による健康影響や被ばく医療の研究で国内有数の蓄積を持ち、医学科の教育や研究にも活かされています。

医学部の教育と臨床の拠点は広島市南区の霞キャンパスにあり、附属病院と一体となった環境で学べます。

社会人や他学部卒から再受験を目指す方にとっては、研究志向の強い環境で医学を学べることが、志望動機を深める材料になります。

募集要項にもとづく出願資格と年齢制限の有無

再受験者がまず確認しておきたいのが、出願資格に年齢制限があるかどうかです。

広島大学の令和8年度一般選抜学生募集要項では、出願資格は高等学校卒業者や通常の課程による12年の学校教育を修了した者などと定められており、年齢の上限に関する記載はありません。

そのため、大学を卒業した社会人や他学部出身の方でも、一般選抜前期日程に出願できます。

再受験では現役生や浪人生と同じ土俵で学力を競うことになりますが、年齢や経歴そのものが不利に扱われる制度上の規定は設けられていません。

出願にあたっては、共通テストで指定された教科・科目を満たしているかを必ず確認し、第1解答科目の選択など細かな要件も募集要項で点検しておくことが大切です。

入試制度と選抜区分別の戦略

入試制度と選抜区分別の戦略

広島大学医学部医学科は、一般選抜前期日程に加えて複数の選抜区分を用意しています。

ここでは再受験者が選ぶべき方式と、出願戦略を整理します。

一般選抜前期日程と独自の配点制度

一般選抜前期日程の募集人員は90名で、入学定員120名のなかでも大きな割合を占めます。

最大の特徴は独自の配点制度です。

出願時に方式を選ぶのではなく、1回の試験の結果を、理科を重視するA(s)配点、英語と数学を重視するA(em)配点、バランス型のB配点という3通りの配点で総合点に換算し、いずれかで合格基準に達すれば合格となる仕組みです。

共通テストと個別テストを合わせた総合点は、いずれの配点も2800点満点で算出されます。

得意科目の比重が大きい配点で評価される機会があるため、理科が強い方も英語と数学が強い方も、自分の強みを活かしやすい制度といえます。各配点の科目別配点は次のとおりです。

配点方式国語地歴公民数学理科外国語情報合計
A(s)配点(理科重視)20010050014005001002800
A(em)配点(英数重視)200100100040010001002800
B配点(バランス)2001008008008001002800

※面接は段階評価。素点は各配点に換算して合否判定が行われます。

出典:広島大学 令和8年度 一般選抜 学生募集要項

学校推薦型選抜Ⅱ型ふるさと枠の出願資格

一般選抜のほかに学校推薦型選抜Ⅱ型のふるさと枠があります。

これは広島県の地域医療を担う医師の養成を目的とした選抜区分で、共通テストを課す形で実施されます。

ただし、出願資格が広島県内の高等学校または中等教育学校の卒業者などに限定されているため、県外の社会人や他学部卒から再受験を目指す方の多くは、実質的に対象外となります。

したがって、再受験者が現実的に狙うのは一般選抜前期日程が中心になります。

推薦枠の存在は募集人員の内訳を理解するうえで把握しておくとよいものの、出願先としては前期日程に照準を合わせ、その配点と対策に集中することが合格への近道です。

偏差値と倍率から見る難易度

合格可能性を客観的に把握するために、偏差値とボーダーの水準、直近の倍率や2段階選抜の状況を整理します。

偏差値と共通テスト得点率のボーダー水準

広島大学医学部医学科の難易度は、全国の国公立大学医学部のなかでも上位に位置します。

2027年度入試の予想ボーダーでは、前期日程の二次試験の目安となる偏差値は65.0、共通テスト得点率のボーダーは83%程度とされています。

共通テストで8割を大きく超える得点を安定して取りながら、二次試験でも合格水準の答案を作る力が求められる水準です。

再受験では、過去に学習した経験があっても、共通テストの形式変更や新課程への対応で想定以上に得点が伸び悩むことがあります。

まずは現在の到達度を客観的に把握し、ボーダーまでの距離を科目ごとに見える化したうえで、優先順位をつけて学習を進めることが重要です。

出典:Kei-Net 広島大学 偏差値(ボーダーライン)

直近の前期日程倍率と2段階選抜の状況

前期日程の難易度を見るうえでは、倍率の動きも確認しておきましょう。

広島大学医学部医学科では、志願倍率が約5倍を超えた場合に、共通テストの合計点(1000点満点)による2段階選抜が実施されることがあると募集要項に明記されています。

つまり、出願者が一定数を超えると、二次試験に進む前に共通テストの得点で絞り込みが行われます。

再受験者にとっては、まず共通テストで2段階選抜を確実に通過できる得点を確保することが前提条件になります。

年度ごとの志願者数や実質倍率は変動するため、出願前には大学が公表する入試結果データで直近の推移を確認し、自分の共通テスト得点と照らし合わせて出願判断を行うことが大切です。

科目別対策

科目別対策

3つの配点を活かすには、共通テストと二次試験の科目別配点を踏まえた戦略的な学習が欠かせません。

再受験者が押さえるべき対策のポイントを整理します。

共通テストの科目構成と再受験者の対策

広島大学医学部医学科の共通テストは、国語・地理歴史公民・数学・理科・外国語・情報の6教科8科目で、合計1000点満点です。

令和7年度入試から「情報Ⅰ」が加わり、新課程に対応した出題となっている点に注意が必要です。

社会人や他学部卒の再受験者は、現役時代に学んでいない情報Ⅰや、課程変更のあった数学・理科の範囲を改めて確認する必要があります。

2段階選抜が共通テストの合計点で行われることからも、まずは共通テストで安定して高得点を取る力が土台になります。

配点の大きい理科と数学、外国語を中心に、得点の取りこぼしを減らす学習を優先しましょう。

二次試験の数学・理科対策

二次試験にあたる個別テストは、数学・理科・外国語と面接で構成されます。

数学は数Ⅰ・数Ⅱ・数Ⅲ・数A・数B・数C、理科は物理・化学・生物から2科目を選択します。

広島大学の特徴は、これらの配点が3つの配点パターンごとに異なる点です。

理科を重視するA(s)配点では理科の比重が特に大きく、英語と数学を重視するA(em)配点では数学と外国語の比重が高くなります。

再受験者は、自分の得意科目がどの配点で最も評価されるかを意識し、強みを伸ばす対策を軸に据えると有利です。

一方で、いずれの配点でも一定の総合力は求められるため、苦手科目を放置せず、基礎から穴を埋めておくことも欠かせません。

学費と生活設計

国立大学医学部としての学費水準と、霞キャンパス周辺での生活設計を整理します。私立大学医学部と比較した経済面の特徴も確認します。

国立大学医学部としての学費水準

広島大学医学部医学科の学費は、国立大学の標準額にもとづいています。

入学金は282,000円、授業料は年額535,800円で、単純に計算すると6年間の学費総額は約350万円です。

私立大学医学部と比べると、経済的な負担は大きく抑えられます。

社会人から再受験する方にとって、この学費の差は受験する大学を選ぶうえで重要な判断材料になります。

なお、入学金や授業料は改定される場合があるため、最新の金額は大学公式サイトで確認してください。

授業料の免除制度や日本学生支援機構の奨学金など、経済的な支援制度もあわせて調べておくと、入学後の生活設計が立てやすくなります。

項目金額
入学金282,000円
授業料(年額)535,800円
6年間総額(概算)約3,496,800円

※入学金・授業料は標準額にもとづく概算です。最新額は大学公式サイトでご確認ください。

出典:広島大学 学費(入学料・授業料)

本気で医学部合格を目指すなら医学部専門予備校 京都医塾

広島大学医学部医学科の再受験では、独自の配点制度を踏まえた戦略づくりと、共通テストから二次試験までを見据えた学習設計が合否を分けます。

医学部専門予備校 京都医塾では、受験者一人ひとりの状況に合わせた指導で、合格までの道のりを支えています。

平均13名の講師チームで一人ひとりに向き合う

再受験では、独学だけでは気づきにくい弱点や、限られた時間の中での優先順位づけが合否を左右します。

医学部専門予備校 京都医塾では、生徒一人につき平均13名の講師チームが編成につき、教科ごとの専門性を活かしながら学習状況を多角的に把握します。

社会人や他学部卒で学び直す方でも、これまでの学習歴や得意不得意を踏まえたきめ細かい指導を受けられます。

集中できる学習環境を独立した寮で確保する

仕事や家庭の事情を抱えながらの再受験では、学習に専念できる環境そのものが大きな課題になります。

医学部専門予備校 京都医塾では、校舎とは別棟・徒歩5分の独立した寮を用意しており、生活の場と学習の場を切り替えながら、落ち着いて勉強に取り組める環境を整えています。

校舎まで無理なく通える距離にありながら、寮に戻れば生活のペースを整えられるという、学習と生活のバランスを保ちやすい仕組みです。

管理栄養士監修の食事で体調管理をサポートする

長期間の受験勉強を乗り切るには、学習面だけでなく体調管理も欠かせません。

忙しさのなかで食事が偏りがちになると、集中力や体調に影響が出て、結果的に学習効率を下げてしまうこともあります。

医学部専門予備校 京都医塾では、管理栄養士が監修・管理する形式で食事面のサポートを行っており、栄養バランスを意識した食生活を通じて、勉強に集中できるコンディションづくりを後押しします。

日々の食事にまで気を配れる環境があることで、受験生は学習そのものに時間とエネルギーを注ぎやすくなります。

まとめ

まとめ

広島大学医学部医学科は、原爆放射線医科学研究所を擁する研究環境を備え、一般選抜前期日程では独自の配点制度を採用する中四国エリアを代表する国立大学医学部の一つです。

出願資格に年齢制限はなく、社会人や他学部卒の再受験者も挑戦できますが、共通テストと二次試験の双方で高い得点が求められ、限られた時間で合格に届く学習設計が欠かせません。

再受験への挑戦は、一人で計画を立てて実行し続けようとすると、時に限界を感じてしまうものです。孤独な戦いに悩む前に、医学部専門の体系的なサポートを活用してみませんか?

京都医塾では、講師陣がチーム体制であなたの日々の学習をバックアップします。

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