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医学部受験コラム

北里大学医学部は再受験に向いている?偏差値・学費・対策を解説

北里大学医学部は再受験に向いている?偏差値・学費・対策を解説

北里大学医学部への再受験を検討している方に向けて、入試制度・偏差値・科目別対策・学費・生活設計を幅広く解説します。

北里大学は近代日本医学の父・北里柴三郎の建学精神を継承し、7学部連携のチーム医療教育を柱に据える総合大学です。

2025年度の一般選抜では既卒合格者が過半数を占め、再受験者にとっても受験しやすい環境が整っています。

2次試験日を3日間から選べる制度や、グループ面接・小論文3問型など独自の入試形式への対策ポイントを押さえ、合格に向けた準備を進めていきましょう。

目次

北里大学医学部の再受験で押さえるべき特徴と入試の全体像

北里大学医学部は、建学の精神から入試制度まで他大学にはない独自の特徴を持っています。

ここでは再受験者が志望校選びの段階で知っておくべき3つのポイントを整理します。

北里柴三郎の建学精神とチーム医療教育の位置づけ

北里大学は、近代日本医学の父とされる北里柴三郎が1914年に設立した北里研究所を前身とする総合大学です。

医学部・薬学部・看護学部・理学部・獣医学部・海洋生命科学部・医療衛生学部の7学部を擁し、入学直後から他学部の学生と合同で授業を受ける機会が設けられています

この7学部連携によるチーム医療教育は、北里大学が全学の柱に据えている取り組みです。

医師だけでなく薬剤師、看護師、臨床検査技師など多職種と協働する姿勢を、1年次のうちから身につけることが求められます。

再受験者にとっては、社会人経験を通じて培ったコミュニケーション能力や多様な視点が、チーム医療教育の場で活きる場面も少なくありません。

志望理由を組み立てる際にも、北里柴三郎の精神やチーム医療への関心を軸にすると、説得力のある内容に仕上げやすくなります。

既卒合格者約63.8%:再受験者が受験しやすい北里大学医学部の入試環境

2025年度の一般選抜(推薦除く)における合格者の内訳を見ると、現役合格者は83名、既卒合格者は146名で、既卒比率は約63.8%に達しています。

私立大学医学部の中でも既卒合格者の割合が高く、浪人生や再受験者にとって受験しやすい環境といえます。

また、一般選抜の募集要項には年齢制限に関する記載がなく、出願資格の面でも再受験のハードルは低い水準です。

ただし、既卒者の中には1浪・2浪の受験生も多く含まれるため、再受験者が合格するには学力面での準備を十分に整えることが欠かせません。

グループ面接では他の受験生と比較されやすい環境になるため、再受験の動機を明確に言語化しておくことも重要です。

2次試験日3日間選択制が北里大学医学部の再受験で有利に働く理由

北里大学医学部の2次試験は3日間のうち都合のよい1日を選んで受験できます。

私立大学医学部で2次試験日を複数日から選択できる大学は少なく、北里大学の大きな特徴のひとつです。

この制度は、再受験者の併願戦略に大きな柔軟性をもたらします。

2月中旬は私立大学医学部の入試日程が集中する時期で、他大学の2次試験と日程が重なるケースが頻繁に発生します。

北里大学では受験日を調整できるため、日程の重複を避けながら複数の大学を受験することが可能です。

限られた受験機会を最大限に活かしたい再受験者にとって、この3日間選択制は出願先を決める際の大きな判断材料になります。

北里大学医学部の入試制度と再受験者の出願戦略

北里大学医学部の入試は一般選抜と共通テスト利用選抜の2つが中心です。

それぞれの制度の特徴と、再受験者が取るべき出願戦略を解説します。

一般選抜の試験科目・配点と北里大学医学部の出題傾向

北里大学医学部の一般選抜は、1次試験が500点満点で実施されます。

科目構成は数学150点(80分)、理科200点(100分・2科目合計)、英語150点(70分)です。

理科の配点が最も高く、全体の40%を占めるため、理科で安定して得点できるかどうかが合否に直結します。

科目配点試験時間出題形式
数学(I・II・A・B・C)150点80分マーク式+記述式
理科(2科目選択)200点100分マーク式+記述式
英語150点70分マーク式+記述式
合計500点250分

※理科は物理・化学・生物から2科目を選択。2科目合計で200点。

出題形式はマーク式と記述式の併用です。

2025年度の合格最低点は得点率5割台と、私立大学医学部の中でも低い水準にとどまりました。

これは問題の難易度が高いことを意味しており、難問に時間を取られず、確実に解ける問題を着実に正答する力が求められます。

共通テスト利用選抜(後期)の活用法と北里大学医学部の再受験における併願設計

北里大学医学部では、共通テスト利用選抜として後期日程が設けられています。

一般選抜の1次試験の結果を見てから出願を判断できるスケジュールになっています。

共通テスト利用後期の試験科目は3教科5科目(数学IA・数学IIBC・理科2科目・英語)で500点満点、ボーダー得点率は82%です。

個別試験は面接のみとなります。

一般選抜とは異なり学科試験が共通テストのみのため、共通テストで高得点を取れた場合の併願先として活用できます。

再受験者は一般選抜と共通テスト利用後期を組み合わせることで、合格の可能性を広げる戦略が有効です。

北里大学医学部のグループ面接と小論文3問型への対策

北里大学医学部の2次試験では、グループ面接と小論文が課されます。

面接は受験生2名に対して面接官3名の形式で、約15分間にわたって行われる点が特徴的です。

個人面接が主流の私立大学医学部の中で、受験生2名が同時に面接を受ける形式は珍しく、他の受験生の回答を聞きながら自分の考えを述べる場面が生まれます。

質問内容は志望理由や医師志望理由に加え、チーム医療について問われることもあります。

再受験者は、前職での経験がチーム医療にどう活かせるかを具体的に整理しておくと、回答に説得力が増します。

小論文は90分で600〜800字、問題文を読んで3つの設問に回答する形式です。

一般的な「1テーマ1論述型」とは異なり、読解力・要約力・論述力の3つが複合的に問われます。

過去問を繰り返し演習し、時間配分と解答の構成に慣れておくことが対策の基本です。

北里大学医学部の偏差値・倍率と再受験の合格ライン

北里大学医学部の競争環境を偏差値・倍率・合格最低点の数値データから把握し、再受験者が目指すべき合格ラインを分析します。

偏差値62.5と一般選抜倍率6.8倍の北里大学医学部の競争環境

2026年度の大手予備校の偏差値データによると、北里大学医学部の一般選抜偏差値は62.5、共通テスト利用のボーダー得点率は82%です。

私立大学医学部の中では中堅からやや上位に位置する難易度となっています。

2025年度の一般選抜では、志願者1,891名に対して受験者1,573名、合格者232名で、倍率は6.8倍でした。

なお、この数値には一般枠(倍率6.7倍)と相模原市修学資金枠(倍率9.9倍)の両方が含まれています。

相模原市修学資金枠は月20万円の修学資金が貸与され、一定期間の市内勤務で返還が免除される制度ですが、募集人員が少なく競争率が高い点に注意が必要です。

再受験者は一般枠を中心に出願戦略を組み立てるのが現実的です。

合格最低点270/500点(54.0%)が示す北里大学医学部の出題難度

2025年度の一般選抜における合格最低点は270/500点で、得点率は54.0%です。

この数値は私立大学医学部の中でもかなり低い水準にあり、6割を下回る得点率で合格ラインに達する点が特徴的です。

得点率が低い理由は、問題の難易度にあります。

北里大学医学部の入試問題は標準レベルを超える出題が含まれており、受験者全体の得点が伸びにくい傾向にあるためです。

このような出題傾向のもとでは、難問に時間を費やして正答率を下げるよりも、基礎〜標準レベルの問題を確実に得点する戦略が合否を分けます。

再受験者は、まず教科書レベルの知識を完成させたうえで、過去問演習を通じて出題パターンと時間配分を体に染み込ませることが重要です。

北里大学医学部の再受験に向けた科目別対策

北里大学医学部の入試は理科200点・数学150点・英語150点の配点構造です。

科目ごとの対策の方向性を解説します。

数学(150点/80分):北里大学医学部の計算量に対応する演習戦略

数学は150点満点・試験時間80分の構成です。

出題範囲は数学I・II・A・B・Cで、微積分・ベクトル・確率が頻出分野として知られています。

マーク式と記述式の混合形式で出題されるため、正確な計算力と論述力の両方が問われます。

80分の試験時間に対して問題量が多く、1問あたりに使える時間は限られます。

対策としては、計算スピードを高める演習を日常的に取り入れることが有効です。

時間を計りながら過去問を解く練習を繰り返し、本番に近い条件で処理速度を鍛えましょう。

解ける問題から確実に片付け、難問は後回しにする判断力も、80分という短い試験時間では合否に直結します。

理科(200点/100分):北里大学医学部の最高配点科目を得点源にする方法

理科は物理・化学・生物から2科目を選択し、合計200点満点・100分で実施されます。

500点満点中200点を占める最高配点科目のため、理科の仕上がりが合否を左右するといっても過言ではありません。

2科目の時間配分は均等に50分ずつではなく、得意科目に多めの時間を割り当てて得点を最大化する戦略が有効です。

科目選択については、化学は多くの受験生が選択するため問題の難易度が安定しやすい傾向にあり、物理は計算力が求められる一方で得点が安定しやすいという特徴を持っています。

生物は知識量が問われるため、暗記が得意な方には選択肢になります。

いずれの組み合わせでも、過去問で出題傾向を把握したうえで各分野の弱点を潰していく進め方が基本です。

英語(150点/70分):北里大学医学部の英語で確実に得点する対策

英語は150点満点・試験時間70分の構成です。

長文読解が中心の出題傾向で、70分の中で複数の長文を処理する読解スピードが求められます。

制限時間に対して英文量が多いため、設問の意図を素早く把握し、必要な情報を正確に読み取る力が合否を左右します。

対策の基本は、語彙力と構文把握力の強化にあります。

医療系の英文が出題されることもあるため、医学・科学分野の英単語を日常的に蓄積しておくと有利に働きます。

また、北里大学医学部では小論文にも英文読解が含まれるため、英語力を高めることは1次試験だけでなく2次試験の対策にもつながります。

長文を読む際に要旨を素早くつかむ練習を重ね、設問の意図に的確に答える力を養いましょう。

小論文(90分/3問):北里大学医学部の読解型小論文への対策

北里大学医学部の小論文は90分で600〜800字、与えられた問題文を読んで3つの設問に回答する形式です。

一般的な「1テーマ1論述型」とは異なり、読解力・要約力・論述力が複合的に試されます。

対策としては、まず問題文の要旨を正確に読み取る訓練から始めましょう。

3つの設問それぞれに対して、制限時間内にバランスよく時間を配分する必要があります。

90分を3問で割ると1問あたり約30分ですが、問題文の読解に時間が必要なため、実際に書ける時間はさらに限られます。

過去問や類似形式の問題集で演習を重ね、「読む→考える→書く」の流れをスムーズにこなせるようにしておくことが対策の柱になります。

2次試験の評価は段階評価で、1次試験の得点と合わせた総合判定となります。

北里大学医学部の学費と再受験者の生活設計

北里大学医学部の学費と、相模原キャンパス周辺での生活について整理します。

再受験者にとって経済面の見通しは出願判断の重要な要素です。

6年間総額約3,890万円と北里大学医学部の特待生制度

北里大学医学部の学費は6年間総額で約3,890万円です。

1年次の納入額は約943.8万円、2年次以降は年間約640万円となっています。

私立大学医学部の中では中程度からやや高めの水準に位置します。

項目金額
入学金150万円
授業料(年額)300万円
教育充実費(年額)350万円
その他の費(年額)100万円
委託徴収金(年額)43.8万円
1年次合計約943.8万円
2年次以降合計(年額)約640万円
6年間総額約3,890万円

※委託徴収金は438,000円/年。端数処理により合計に差が生じる場合があります。

経済面の負担を大幅に軽減できる制度として、特待生制度があります。

第1種特待生に選ばれると6年間の学費が全額免除となり、免除額は約3,890万円に上ります。

第2種特待生でも半額の約1,945万円が免除される仕組みです。

いずれも選考は一般選抜の成績と面接で行われ、若干名が対象です。

成績上位での合格を目指すことが、学費面のハードルを下げる道にもなります。

相模原キャンパスでの生活と北里大学医学部の再受験生活の現実

北里大学医学部のキャンパスは神奈川県相模原市に位置し、新宿から小田急線で約50分のアクセスです。

キャンパス面積は約37万平方メートル(東京ドーム約7.5個分)と広大で、北里大学病院(病床数1,033床)が隣接しています。

1年次から病院見学や臨床体験の機会があり、早期から医療現場に触れられる環境が整っています。

相模原市周辺の家賃相場は都心と比較すると大幅に低く、生活費を抑えながら学業に専念できる立地です。

再受験者にとっては、受験準備期間中の生活費も含めた資金計画が重要になります。

6年間の学費に加えて、入学後の生活費まで見据えた経済的な見通しを立てたうえで出願を判断しましょう。

本気で医学部合格を目指すなら医学部専門予備校 京都医塾

北里大学医学部の再受験では、合格ラインを突破するための基礎力の完成と、グループ面接・小論文3問型への実践的な対策が求められます。

医学部専門予備校 京都医塾では、医学部受験に特化した環境と指導体制で、再受験者の合格を支えています。

1人1席の専用ブースで学習量を最大化できる

北里大学医学部の合格ラインを超えるためには、数学・理科・英語の3科目をバランスよく仕上げる必要があります。

日々の学習量を安定して確保することが合格への土台となりますが、自習室の席取りや移動に時間を取られてしまっては効率が下がります。

医学部専門予備校 京都医塾では、1人1席の専用ブースを用意しています

毎日同じ場所で学習を始められるため、席を探す手間がなくなり、その分の時間と集中力を学習に充てることができます。

決まった環境でコツコツと学習を積み上げる習慣が、合格に必要な実力を形成していきます。

朝8時から学習導線を固定して積み上げられる

北里大学医学部の入試は数学150点・理科200点・英語150点のバランス型配点で、特定の科目だけに偏らない総合力が問われます。

毎日の学習を計画どおりに進めるためには、1日の開始時刻とリズムを固定することが有効です。

医学部専門予備校 京都医塾では、朝8時から学習をスタートする導線が整備されています。

開始時刻が固定されることで、毎朝の迷いがなくなり、自然と学習リズムが安定します。

再受験者は仕事を辞めてからの時間を最大限に活用する必要があるため、朝型の生活リズムを早い段階で身につけておくことが受験期間全体の学習量に直結します。

1泊2日で学力診断と授業体験ができる

北里大学医学部への再受験を考えているものの、自分の学力が合格ラインに対してどの位置にあるのかがわからないまま準備を始めるのは不安が残ります。

現在地を把握することが、効率的な学習計画の出発点になります。

医学部専門予備校 京都医塾では、「1泊2日医学部合格診断ツアー」を実施しています。

学力診断テストと1対1の授業体験を通じて、科目ごとの到達度を確認し、合格までに必要な学習量の見通しを立てることができます。

生徒様1名と保護者様2名分の交通費・宿泊費を京都医塾が負担いたします。

再受験に向けた最初の一歩として、まずは現在地の把握から始めてみてください。

まとめ

この記事では、北里大学医学部の再受験について、入試制度・偏差値・科目別対策・学費・生活設計を幅広く解説しました。

北里大学医学部は北里柴三郎の建学精神を継承し、7学部連携のチーム医療教育を大学全体の柱に据えています。

一般選抜の既卒合格者が6割を超える点からも受験しやすい環境が読み取れ、2次試験日を3日間から選べる制度は併願戦略の柔軟性を高めます。

偏差値62.5のレベルに対して合格最低点が5割台にとどまる点は、問題の難易度が高い中で基礎を確実に固めることの重要性を示しています。

だからこそ、科目ごとの対策を計画的に進め、面接・小論文の準備を入念に行うことが合格への道を開きます。

医学部専門予備校 京都医塾では、最大13名の講師がチームで一人ひとりの学力と志望校に合わせた指導を行っています。

1人1席の専用ブースと朝8時からの学習導線によって、毎日の学習量を安定して積み上げることができます。

グループ面接や小論文3問型など、北里大学医学部の独自入試への対策も個別にサポートしています。

自分の学力が合格ラインに対してどの位置にあるのかを確かめたい方には、医学部専門予備校 京都医塾の「1泊2日医学部合格診断ツアー」があります。

1対1授業とアチーブメントテストを受け、科目ごとの到達度をレポートで確認できます。

生徒様1名と保護者様2名分の交通費・宿泊費を京都医塾が負担いたします。

ぜひご参加ください。