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眼科医になるにはどうすればいい?キャリアアップの方法や活躍の場所も解説

眼科医になるにはどうすればいい?キャリアアップの方法や活躍の場所も解説

私たちの眼の健康を守ってくれる存在として欠かせないのが眼科医です。

人間は情報の80%以上を視覚から得ていますから、眼科医の存在なくしては、私たちの社会生活は一変してしまうといっても過言ではないでしょう。

では、そんな眼科医になるためには、どういったステップを歩んで行けばよいのでしょうか。

今回の記事では、将来、眼科医を志望している人に向けて、眼科医になるにはどうすればよいのかといったことや、眼科医の活躍のフィールドなどについて解説していきましょう。

そもそも眼科とは?


眼科医が眼の健康を守ってくれる医師であることは、冒頭でも述べたとおりですが、では眼科とは具体的にどんな業務を行っている診療科なのでしょうか。

まずは、病気に関してですが身近なところでは、ものもらいや飛蚊症、加齢にともなう緑内障や白内障などの治療などがあげられます。

あまり馴染みのない病気に関するものですと、糖尿病に起因する糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症といった様々な病気にも対処します。

さらに、ケガなどでは角膜に対する傷への治療、またはまぶたの裂傷の治療も行うなど、眼科の業務は実に多岐にわたるのが特徴です。

眼科医になるにはどうすればいい?

続いて、眼科医になるにはどういったステップを辿ればよいのかについても、見ていきましょう。

眼科医を目指している方にとっては有益な情報ばかりを集め、わかりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

医師免許を取得する

眼科医も医師である以上、キャリアのスタートラインに立つためには、まずは医師免許を取得しなければなりません。

この医師免許は、医師国家試験という試験を合格することで取得できますが、そのためには医学部へ入学し、医療の基礎知識を学ぶ必要があります。

以上のことから、眼科医になることを考えている人は、最初のステップとして医学部入学を見据える必要があります。

また、すでに医学生として医療の基礎知識を学んでいる人の場合には、医師免許取得のために、医師国家試験合格のための学習を進めていくことが必要です。

臨床研修を修了する

さて、無事に医師免許を取得した後は、2年間をかけてすべての診療科をまわる、初期臨床研修に移ります。

すべての診療科を巡回することで、進路について深く考えたり、包括的に医療人として様々なことを学んでいくのが主な目的です。

そして、初期臨床研修を終えた後は、4年間の眼科臨床研修を受けることになります。

この眼科臨床研修では、眼科検査法や眼科臨床の基礎習得のためのプログラム、さらには実地による手術法の習得やカンファレンスにおける症例発表を行います。

研修を終えるためにこなさなければならない課題はめじろ押しですが、これも将来のためと思って頑張り抜きましょう。

なお、眼科医として正式に認定を受けるには、医学部を24歳で卒業したと仮定した場合、最短で30歳となります。

眼科専門医としてさらなるキャリアアップも可能


上記のような複雑な過程を経て取得する眼科医としての資格ですが、「眼科専門医」という資格をさらに取得することで、より眼科医としてのステップアップが可能となります。

そこで、こちらの項では、眼科専門医の基礎知識と眼科専門医になるにはどうすればよいのかについて、深掘りして解説していきましょう。

眼科専門医とは?

まずは、眼科専門医に関する解説から入ります。

眼科専門医とは、眼科にまつわる知識や経験、スキルが一定の水準に達していることを、日本眼科学会が認定した医師のことを言います。

そのため、眼科専門医として活躍していくためには、日本眼科学会の実施する試験を通過しなければなりません。

この試験の内容は、筆記試験だけではなく実技試験もともなうため、眼科医としての総合的な力が厳しく試されます。

一般の眼科医との違い

眼科専門医になるには、どういった経路を辿ればよいか解説したところで、眼科専門医を取得した際のメリットについても解説していきましょう。

眼科専門医の取得にまつわるメリットには、主にご自身の社会的な地位向上に関するものがあげられます。

たとえば、病院内での重要ポストへの就任のしやすさや、教職や研究者としての待遇の改善などが、その典型的な例です。

また、眼科専門医として診療を行うことで、患者からの信頼を得やすいといったメリットもあります。

眼科専門医は、一般の眼科医よりもさらに専門性の高い医師として患者から見られますので、当然と言えば当然のことですが、医師の立場上、患者から信頼を得やすくなることはとても大きなメリットとなり得ます。

眼科専門医になる方法

眼科専門医になるには、所定の試験をクリアする必要があることは、上でも述べたとおりです。

しかし、この試験を受けるためには、事前に「専門研修プログラム」を修めておく必要があります。

専門研修プログラムとは、眼科医としての素養をさらに深めるために行われるものですが、プログラムを進める中では、100以上の症例経験や学術論文の執筆、2回以上の学術発表が行われます。

いずれも高いハードルの項目となっていますが将来、眼科専門医として活躍したいという方は、諸先輩たちの力を借りるなどして乗り越えましょう。

眼科医の活躍の場所


次に、眼科医となった際の活躍の場所についても見ていきましょう。

ここでは、眼科医の資格を取得した医師の主な活躍の場所を、4点取り上げてまとめました。

病院やクリニックで臨床医として勤務

眼科医の活躍の場所の中でもポピュラーなものの一つとしてあげられるのが、病院やクリニックにおける臨床医です。

総合病院のような大病院から、市中のクリニックなど様々なところで、眼科医は勤務が可能です。

眼科医の場合、外科医や内科医とは違い、緊急の手術や急患の患者が運び込まれることがほとんどなく、また手術があったとしても短時間ですむケースが多いことから、ワーク・ライフ・バランスが取りやすいのがメリットです。

病院勤務では付きものの宿直についても、眼科医は医師全体の中でも回数が少なく労働環境としては、比較的、良好なものとなっています。

開業医として勤務

眼科医の中には、自ら開業してクリニックを運営する人も少なくありません。

患者との距離がより身近になり、コミュニケーションが取りやすくなるため、人と触れ合うのが好きな方には向いている活躍の仕方と言えるでしょう。

ただ、開業医として活躍していくからには、経営者としての手腕も必要です。

医師としての素養のほかにも、会計業務などの素養も必要になりますので、その点についても押さえておいてください。

大学などで研究医として勤務

眼科医として認められた際には、病院などで勤務するほかに大学などにおいて、研究者として活躍することもできます。

臨床医は、第一線で患者の治療に専念するのが主な仕事となりますが、研究医の場合は、縁の下の力持ちとして眼の病気の治療法などを研究するのが主な仕事です。

なお、こういった研究職ですが、大学のほかにも企業や国が設置している研究所などでも、ポストが用意されているというメリットもあります。

ご自身が研究したいテーマをお持ちの方は、この研究職の道を目指してみてはいかがでしょうか。

海外でのボランティア活動も

眼科医としての活躍の場所には、国内だけでなく海外におけるボランティア活動も含まれています。

海外の発展途上国ではまだまだ眼科医が不足しており、現地の人々の眼の健康を診てくれる医師の存在は、大変貴重です。

一般的な眼科医としての活動ではできない経験を得たい人は、ぜひ海外ボランティアにも参加してみてください。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

私たちの眼の健康を守ってくれる眼科医は、社会の維持に必要な大変価値のある存在です。

そんな眼科医に憧れて医師を志す受験生は数多く、例年激しい受験争いが繰り広げられています。

そんな受験での争いに打ち勝つために必要なのが、難問を次々と解いていくための高い学力です。

そのため、受験生の方々の中には優れた予備校できちんと学び、受験競争で勝利できるだけの学力を身につけたいと感じている人も、多いのではないでしょうか。

そういった人の大きな後ろ盾となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、70名をこえる優れた講師陣やオリジナルの教育方法を強みに、これまでにも数多くの受験生を医学部へと羽ばたかせてきた名門の予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の教育方法などについて紹介していきましょう。

独自の教育法が生み出す高い合格実績

上述のとおり京都医塾では、独自の教育法を取り入れて受験生の方々の指導にあたっています。

たとえば、講師13名でチームを組んで行う指導システムが、その代表格です。

なぜ、あえてチーム制を敷いているかというと、講師がバラバラで指導してしまうと教育方針が定まらず、結果として受験生にバランスのとれた指導ができなくなってしまうからです。

このことから当塾では、あえて講師陣がチームを組んで受験生の指導にあたり、すべての教科をバランスよく指導できるシステムを構築して教育に取り組んでいます。

また、授業の指針とするカリキュラムも、受験生の学力に合わせた完全オーダーメイドのものを作成して用いています。

受験生の学習の進捗状況や志望校などに合わせて作成されるカリキュラムですから、ご本人にとって最適なものができあがり、上述のチーム指導と相まって毎年高い合格実績を打ち立てるにいたっています。

不明点は5分で解決!いつでも質問できる環境を構築

受験勉強を進めている最中、ふとした瞬間に「あれ?この問題の解き方が思い出せない」といったことは、受験生であれば一度や二度は経験したことがあるのではないでしょうか。

このようなときに、「明日、先生に聞けばいいや」や「とりあえず後で確認しておこう」といった消極的な姿勢では、医学部の合格は遠のくばかりです。

京都医塾でも、そのことを痛感しており、不明点を即解消できる方策に関しては敏感な取り組みを行っています。

一例をあげますと、当塾では質問を受け付けるための講師が校舎内に常駐し、いつでも疑問点を解消できる体制をとっています。

予備校の中には、チューターと呼ばれるアルバイトに任せているところもありますが、彼らは正規の講師ではないため、受験生の質問に常に答えられるとは限りません。

その点、当塾では社員講師のみを採用して業務にあたらせておりますので、難問に関する質問でも即座に解決に導くことができます。

まずは「一泊二日医学部合格診断」からどうぞ!

医学部へ合格するための方法の一つとしてあげられるのが、予備校や塾の利用です。

これらの教育施設を利用することには、個人で勉強するよりも良質な学習が期待できるというメリットがありますから、医学部合格を目指す人にとっては検討に値する事柄と言えます。

しかし、ここで問題となるのが「どの予備校が自分に見合っているのか」ということではないでしょうか。

医学部受験のための予備校は数多くありますから、どこが自分にとって最適な予備校なのか迷ってしまっても仕方がありません。

そこで京都医塾では、「一泊二日医学部合格診断」というプログラムを用いて、当塾の魅力を知っていただくきっかけとしています。

このプログラムでは、完全1対1個人授業やオリジナルの学力テストを体験してもらい、予備校選びの判断材料としていただいております。

交通費や宿泊費などの諸費用は、すべて京都医塾が負担しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

まとめ


眼科医は、読んで字のごとく眼の健康を守ってくれる医師の総称です。

私たち人間は外部からの情報の80%を視覚から得ていますから、眼科医の存在なくしては社会の維持は大変困難なものとなりますし、それだけに眼科医は大変価値のある存在です。

そんな眼科医に憧れを抱いて医師を志す受験生は数多く、どの医学部においても毎年激しい競争が繰り広げられています。

このことから、受験生の方々の中には優れた予備校できちんと学び、医学部受験で勝利できるだけの学力を身につけたいと感じている人も、多いのではないでしょうか。

そういった人の大きな助けとなるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、70名をこえる優れた講師陣やオリジナルの教育方法を強みに、これまでにも数多くの医学部合格者を輩出してきた名門の予備校です。

私たちに医学部受験の指導を任せていただければ、長年培ってきたノウハウをもとにした教育指導で、あなたの夢を叶えるためのサポートを全力でさせていただきます。

本気で医学部合格を目指す人には、バツグンの指導力であなたを合格へ導く、京都医塾こそがうってつけです。

まずは、当塾の雰囲気が味わえる「一泊二日医学部合格診断」から、ご参加してみてはいかがでしょうか。

宿泊費や交通費などの諸費用は、すべて当塾が負担いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。