講師紹介

京都医塾の名物先生! vol. 9 内海 健太「医学部に合格したければ、私について来い!」

京都医塾の名物先生! vol. 9 内海 健太「医学部に合格したければ、私について来い!」

京都医塾を語るうえで欠かせないのが、個性豊かな講師たち。塾生1人に対して講師13人がチームとなって、塾生のみなさんを全力でサポートしています。

しかし実際に、どんな先生がいるのかはとても気になっていると思います。そこで、京都医塾の講師を紹介する連載企画がスタート!自身の半生や講師になったきっかけ、普段の授業の姿や担当科目に対する思いを熱く語っていただきます。

第9回目は、国語科の内海健太先生が登場。

なんの因果か小学生になると性格が逆転し、”目立ちたがり屋”になる。目立ちたがり屋な気質は今も変わらず、明るく授業を盛り上げるところが生徒に人気。医学部を目指す4人の塾生が、授業を通じて内海先生を深堀りしていきます。

京都府出身。この世に命を受けてからまもない瞬間から生と死の狭間を彷徨う経験をし、幼稚園では内気なおばあちゃんっ子だった。休日は夫婦で過ごす時間を何よりも大切にしている。綺麗好きが功を奏し、お風呂掃除からコンロ周りを磨くことまで家事をこなす。四角な座敷をしっかり四角くきれいに掃く派。

ーーキーンコーン、カーンコーン

ーーガラガラ

こんにちは!

こんにちは

おや…元気がないな…?こんにちは!!!

こんにちは!!

こんにちは!!!

よし、みんないい挨拶ですね!京都医塾で国語科の講師をしている、内海健太です。今日からよろしく。

先生!僕サッカー部なんですけど、なかなかレギュラーに選ばれなくて試合に出れなくて…

おっと…監督のアドバイスはちゃんと聞いてる?

自分では聞いているつもりなんですけど、監督からしたらちょっと違うみたいで…

それは、田中君のサッカー力は十分だけど、「国語力」が足りてないからじゃないかな…?

えっ、サッカーなのに国語!?!

監督の言葉を正しく理解することができれば、きっと今よりもっといいプレイができるよ

分かりました!今日から国語の授業しっかり受けて、強い選手になります!

よしっ!今日の授業始めよか。今日は、みなさんに僕のこと、国語のことをより身近に感じてもらえるように、「内海健太と国語」をテーマに授業を進めていきます。質問があったら、いつでも聞いてね。

はい!

よろしくお願いします!

趣味に生きた学生時代

先生登場からめっちゃアツかったですね(笑)

実はこの性格、ちっさい頃は真逆だったのよ。幼少期からずっと内気な子供だったんだけど、小学生になって奇跡的に目立ちたがり屋になりました。

え、すごい(笑)

そこから、小学生の間に、サッカー、水泳、器械体操…塾と習い事を沢山始めて、小学校高学年では中学受験に向けてひたすら勉強をしていました。

小学生の頃に塾ってすごい…

学校と環境が違って、塾でする勉強の方が面白かったですね。周りの子と切磋琢磨しながら勉強ができるのがすごく楽しかったです。無事中学校にも合格しました。

ただ、これまでの反動か、中学生になったら、燃え尽き症候群かのように勉強に対する熱が消えてしまって。小学生で、上から数えた方が早い順位が、下から数えた方が早くなりましたね(笑)

えー!成績がジェットコースターじゃないですか!

勉強しないってどのくらい…?

もちろん、学校のある時間は授業を受けてるんだけど、こんな感じ。

月…ボクシング
火…サッカー
水…ボクシング
木…サッカー
金…ボクシング
土…サッカー
日…友人とバンド って感じかな、でも、僕の中で決めていたことがあって。

一旦、燃え尽き症候群を経験したので、大学受験を見据えて先に遊んでしまおうという作戦です。

高校では、遊ぶのをきっぱり辞めたんですか?

そりゃ、決めたことは忠実に行いましたよ!

さすが!

というのもあるけど、中学から続けていた部活で膝を逆パカしてしまって…

膝を逆パカって大けがじゃないですか!

それで、膝裏を粉砕骨折してしまい、部活を勇退しました。学校が厳しかったのもあって、学校の勉強をこなすので精一杯。なので、高校生活は計画通り大学受験のため、ひたすら勉強に捧げました。

心理学との出会い、大学院まで研究を続ける

先生って将来の夢はあったんですか?

もちろんあったよ。小さなころからずっと変わらず2つあって、一つが「心理学で博士になりたい」、もう一つは「塾の国語講師になりたい」。

不思議な組み合わせですね…

それぞれ理由があるんだよ、次のページをめくってみて

「心理学で博士になりたい」って思ったのは親戚に心理学者の先生がいて、その影響で心理学に興味を持っていたので、ぼんやりと心理学部に行きたいなと思っていたんだ。高1の時、自分の進路を考えた時に、「学を極めたいな」と思って、自分のしたい研究ができる学校を探して、志望校を京大に決めました。

それで「漢に二言はない」で京大に合格…?

そうだね。ひたすら勉強をしたかいあって無事に合格して。ずっと興味のあった心理学を学び始めました。

大学でも勉強一筋ですか?

もちろん、といいたいところだけど、高校生活では封印していたバンド活動を再開したり、アルバイトで塾の先生をしていたよ。

すごい、塾の先生になる夢もかなってるじゃないですか!

その頃はまだまだ…大学院に進学して、ひたすら論文を読んで、実験して、論文を書いてを繰り返して、その間にアルバイトしていた感じだよ。まずは、大学院で博士号をとることを一番に考えてたんだ。無事に博士号もとれたし…!

若くして夢を叶えるってすごいですね…!

今こうして授業をしているから、ふたつめの塾講師になる夢もかなってるんだ。
次のページめくってごらん。

塾講師になるきっかけ

えっ…研究者辞めちゃうんですか?

ちょうど研究者としての活動にしんどさを覚えていたんだ。ポスドク時代に大学生に授業をする機会があって、その時「あ、研究しているよりも、授業でプレゼンをする資料を作っている方が楽しいな」って思うようになって。

「どうやったらこの小難しい内容を大学生に伝えることができるかな」って日本語を考えている時が面白いなって思ったのがきっかけで、「ついにこの時が来たか」と就活をはじめました。

思い立ったが吉日ですね、先生行動力すごい!

そしたら、運のいいことに僕の幼馴染から京都医塾を紹介して貰って、ここで今、「塾の国語講師になる」という夢を叶えました。

願えば叶うですね

先生の努力家だし、夢を現実にする力がすごいですね…!

そういって貰えるのがありがたいよ。塾講師になって、生徒が「出来なかったこと」を「できるようになった」瞬間に立ち会えた時、この仕事ができて良かったなあって思った。

先生心理学を学んでるから、勉強教えるのも上手そう…

心理学の知識、無意識に使って教えてるかもしれないね(笑)「生徒を否定しない」ことを一番大切にして、みんなと向き合うようにしているよ

■「内海先生の魅力」塾生と講師の声

塾生A

「授業中に上手く発言できなかった時でも、必ず発言の中での良かった部分をほめて下さるので、気負わずに授業を受けることができるのが好きです。先生がお昼ご飯にミートソーススパゲッティを食べている時に、『カルボナーラおいしい』と言っていたことが衝撃でした」

「否定」しないこと、僕が生徒と接する中で気を付けていることです。オフの時の言い間違えはご愛嬌ということでお願いします(笑)

塾生B

「授業後に質問に行くと、まずどこまで分かっているかの確認を一緒にしてくれて、そこから分からないところを細かく教えてくださいます。できなかったところができたりするのがすごく楽しいです。授業でウケなかった時でも、まったく動じずにお話を喋り続けていることがあって、面白いです(笑)これからもよろしくお願いします!」

出来るようになった瞬間に立ち会えること、僕も嬉しいです!

講師A

「生徒に対して、また国語に対しての熱意は誰にも負けない先生です。生徒に対しては真面目で熱くて常に全力投球。国語を、まるで理系科目のように、公式のような作戦を用いて解く方法を伝授しておられます。しかし、プライベートではちょっと鈍臭くてお茶目な一面もあります。とにかく、まっすぐな漢で魅力の塊です。  」

国語が嫌いな生徒でも、高得点を獲得できる技術は存在しているのでそれを伝えています。A先生と食事に行った時、餃子が運ばれてきて箸をつける前から 「あーおいしかった」と言い放ったことを思い出しました(笑)

講師B

「『分かりやすい』だけで終わらせず、解法や考え方を生徒が『自分で使える』ように生徒に伝える内海スタイルを僕も見習いたいです。生徒想いなだけでなく、講師一人ひとりも大切にしてくださるので、楽しく働くことができています!僕の悩み事に対しても自分のことのように親身に考えてくださります。」

そりゃ、僕と話してくれている人の悩みは僕の悩み同然なので!いつでも相談してください!

国語ができずに伸び悩む生徒たちへ

国語の先生として、言葉について一つ。他者の言葉を正しく理解し、また他者に言葉を正しく伝えることが出来る人は、どのような社会でも重宝されます。「このたこやきめっちゃヤバい」って聞いたらなんて思う?

「このたこやきは、とてもおいしい」かな?

私は、「このたこやきは、不味い」だと思った

”ヤバい”だけだったら、今伝えてくれたようにどっちの意味にもなるよね

たしかに…だから”正しく”伝えること、理解することが必要なんですね

そう!たとえ、国語が苦手だったとしても、高得点を獲得できる技術はあるので、まずは、言葉について、”正しさ”を身に付けることを考えてみて。

先生、質問なんですけどどうやったら、”正しさ”が身に着きますか?

本を読むことかなぁ…本を探すのが面倒、って気持ちは分かるので、国語の授業で本との出会いを見つけてみてください。授業を受けて色んな作品について学ぶ中、自分が”どんな雰囲気”の作品が好きなのかを見つけるのがいいよ。